コーヒーの効果はコーヒーは眠気醒まし以外にもある!

2019-03-18

コーヒーは眠気醒まし以外にもある!

眠そうな猫

コーヒーは多くの健康効果があります。代表的な物はカフェインが知られていますが、それ以外にも体の健康維持のために必要な有効成分が多くあります。

一杯を飲むだけで得ることができる、豊富な栄養分とその効果、摂取の注意点に関してわかりやすく解説いたします。

眠気醒ましとして知られるカフェイン。眠気醒まし以外のカフェイン効果

カフェインで有名な効果といえば眠気醒ましです。ですが、カフェイン自体他の有効な効果があります。代表的な物を紹介すると、血流改善、利尿作用があります。

カフェインを摂取すると、人間の交感神経を活性化させることで、人間の体の中にある毛細血管の径が狭くなります。狭くなることで、血流がよくなり早くなります。これは、ホースの口を狭くすると勢いが非常に良くなるのと同じです。そのため、毛細血管の先まで血液が行き渡ることで血流が良くなることで、冷え性や偏頭痛の解消効果があります。また、胃酸分泌効果が上がることで、食欲不振の解消になります。

また、血流が良くなることで、腎臓に血液が行き渡ることが多くなるため、利尿作用があります。このため、体内に存在している、余分な水分を排出させる効果があるので、むくみ解消効果があります。アルコールを飲んで体のむくみが取れない人はコーヒーを飲むだけでも改善することができます。

美肌や脂肪燃焼につながるポリフェノールとクロロゲン酸

コーヒーには、美肌や脂肪燃焼に効果がある有効成分も入っています。それはクロロゲン酸で、ポリフェノールの一種のため、別名コーヒーポリフェノールと呼ばれています。クロロゲン酸は、コーヒーの中に存在している、苦味成分の味の元になっているものです。

まずは、クロロゲン酸は他の種類のポリフェノール同様抗酸化作用を持っています。具体的な効果は、人間の体内にある活性酸素を除去する効果があります。

人間の体内に入った活性酸素は、攻撃性が高く、体内に入ると様々な害を引き起こします。細胞のDNAを破壊する、体内に入ったビタミンCを含む有効的な効果を持つビタミンを壊してしまいます。ですが、ポリフェノールが体内に多くあると、活性酸素と結びつくため、その害を抑制することができます。特に活性酸素は紫外線があたる表皮周辺に発生しやすいため、肌の炎症で現れやすいシミやそばかす発生の予防にもなります。また、血流が良くなることで、多くの栄養分が体隅々に行き渡るようになるため、より肌が綺麗になります。そのため、肌のターンオーバーが良くなり、乾燥肌の改善にも繋がります。

クロロゲン酸しか無い作用に、脂肪燃焼効果があります。クロロゲン酸は人間の活動エネルギーを作っているミトコンドリアへの吸収を良くするという対照実験の結果があります。食事によって摂取した、脂肪は血液を流れます。この血液に長時間流れる時間が長いと体の表皮下に蓄えられていきます。血流に漂っている時間が短くなり、直接燃焼を司るミトコンドリアへの吸収が早くなることで多くのエネルギーが作成されるようになります。

また、クロロゲン酸は溜まっている皮下脂肪もミトコンドリアへ吸収する作用があるため、コーヒーを飲む習慣を取り入れただけで皮下脂肪が減少するという研究結果もあります。

知っていた?コーヒーの消臭効果

飲んだ後のコーヒーには、非常に高い消臭効果があります。実は、コーヒーの消臭効果は、活性炭の5倍もあると言われています。最近の研究でコーヒーの豆の絞りカスには、活性炭と同じような構造を持っていることがわかり、この小さな隙間に臭いの原因になる物質を取り込む効果があります。

消臭効果は、様々な臭いに効果がありますが、特にアンモニア臭や汗の匂いといった物に効果的です。トイレや靴に使用すると簡単に加えて良いコーヒーの香りがするようになります。コーヒーの消臭効果は基本的に濡れている場合でも問題はなく、濡れている場合は水分を含んでいるため、ニオイ物質の取り込む作用が高くなります。使用後のコーヒー豆を使っても消臭効果を持っています。

ただし、元々植物由来なので、カビが生えやすいという欠点もあるので、まめに交換することが大切です。

飲み過ぎに注意

例えばカフェインは過剰摂取をしすぎると、胃酸分泌効果があがってしまい、胃を傷つける大きな原因になります。脳の覚醒効果も高いため、就寝前2時間に飲んでしまうと睡眠の質の低下にもつながるため注意が必要です。

また、コーヒーの脂肪燃焼効果を考えてコーヒーを摂取する場合は、温かいブラックコーヒーがおすすめです。コーヒーダイエットをする場合に飲むには、砂糖やミルクが入っているとかえってダイエット効果を阻害してしまいます。

そして、ダイエット効果を上げたいのなら運動前の20分前に飲むことがポイントです。吸収されたクロロゲン酸が血中にあることとカフェインの血流増進効果を最大限に得ることができます。