「シングルオリジン」という言葉を聞いたことはありますか?

シングルオリジン(Single Origin)とは、簡単に言うと「農園ごとに分類されたコーヒー」のことです。

では生産地域の名前が付けられた「ストレートコーヒー」とは何が違うのでしょう?

今回は、シングルオリジンの定義から、ストレートコーヒーやスペシャリティコーヒーとの違いまでご紹介します。

シングルオリジンとは?

シングルオリジンのコーヒー

シングルオリジンと良く似た言葉で「ストレートコーヒー」という言葉があります。

ストレートコーヒーは、「コロンビア」「ブルーマウンテン」など、原産国や地域の名前がそのままついたコーヒーで、コーヒーの名前だけで産地を知ることができます。

対してシングルオリジンとは、生産地だけでなく、農園、品種、生産者、収穫時期、精製方法などがある程度まで追跡できるコーヒーを指します。

ほとんどのコーヒーは、どこの農園で誰が作ったかなど分からずに輸入されているものばかりですが、シングルオリジンは、どんな農家で、誰が、いつ、どのように育てたのかが特定できる、珍しいコーヒーなのです。

同じ生産国のコーヒーでも、農園の場所や土地環境、コーヒーチェリーを育てる過程によっても、味の差が生じます。

いわばコーヒーのプロフィールを知って、コーヒーを味わうことで、自分の好きなコーヒーの特徴を知ることができ、生産者のコーヒー作りの努力を知ることで、さらに美味しく、味わい深い一杯となるはずです。

シングルオリジンとスペシャリティコーヒーの違いは?

スペシャリティコーヒーとは、簡単に言うと美味しいと評価される、全体の上位5%のコーヒーのこと。

その美味しさは、カップ・クオリティの綺麗さ、甘さ、酸味の特徴評価、口に含んだ質感、風味特性・風味のプロフィール、後味の印象、バランスの、7つの項目によって評価されます。

5つめの項目、「風味特性・風味のプロフィール」では、栽培から抽出が理想的に行われているか、そしてコーヒーができあがるまでの一連が明確になっている必要があります。

スペシャリティコーヒーに分類されるには、農園から収穫時期までが明確なシングルオリジンであることが大前提なのです。

シングルオリジンのコーヒーはどこで飲める?

そんな生産者の顔の見えるコーヒー、シングルオリジンはどこで飲むことができるのでしょうか?

実際にシングルオリジンのコーヒーが飲める店舗や、購入方法をご紹介します。

表参道 Single Origin Store

住所:東京都港区南青山3-14-28
営業時間:10:00-21:00
URL:http://www.maruyamacoffee.com/blog/shop/omotesando/

表参道駅から徒歩4分の場所にあるこちらの店舗は、1階がコーヒー販売、2階がカフェスペースになっています。

シングルオリジンのコーヒーのみを扱っており、トップバリスタが好みに合ったコーヒーを提案してくれます。

コーヒー生産者の思いを大切にしているので、コーヒーの味わいだけでなく、農園や生産者のお話も聞かせてもらえるばずです。

ぽんでCOFFEE

住所(本店):東京都豊島区南池袋3-13-13 村中ビル1F
営業時間:10:00-21:00
URL:https://ponde-coffee.com/

ぽんでCOFFEEは、自家焙煎のスペシャリティコーヒーが飲めるカフェです。

厳選されたシングルオリジンコーヒーを、ハンドドリップで頂くことができます。

タピオカ粉を使ったもちもちのパン「ぽんで」と一緒にカフェで楽しむも良し、店頭でコーヒー豆の販売も行われているので、家庭でじっくり楽しむのも良いですね。

本店の他にも、武蔵境店、池袋駅ナカ店があります。

・NOZY COFFEE

住所:東京都世田谷区下馬2-29-7
営業時間:平日11:00-18:00、休日9:00-18:00
URL:http://www.nozycoffee.jp/index2.php
オンラインショップ:https://www.nozycoffee-onlineshop.com/

NOZY COFFEEはシングルオリジンコーヒーの専門店。

実店舗とオンラインショップがあります。

その土地の、その時期にとれた豆だからこそのおいしさを追求しているブランドです。

ドリップパックのセットや、ギフトセットも展開されているので、まずはお試しでドリップパックから試飲してみるのもおすすめ。

・HIRO COFFEE

URL:http://www.hirocoffee.jp/fs/hirocoffee/c/straight

シングルオリジンコーヒーだけでも28種類(2019年6月時点)と、品揃えが豊富です。

気になるコーヒーをクリックすると、生産農園はもちろん、生産者の顔写真まで公開されているものもあり、それぞれのコーヒーのプロフィールを事細かに知ることが出来ます。

味わいの好みだけでなく、コーヒーができるまでのストーリーを読んで、好きなコーヒーを選んで購入してみるのもいいですね。

農園や生産者の顔がわかるシングルオリジンコーヒーを楽しもう!

シングルオリジンとは、生産国だけでなく、農園や収穫時期、生産者まで追求できるコーヒーのことを指す言葉でした。

同じ生産国でも、農園の土地の状態や、気候によって味は自ずと変わってくるもの。

ブランドに左右されず、自分好みの最高の1杯を見つけられるのはもちろん、普通のコーヒーでは知り得ない、生産者の想いを知ることが出来るのは素敵ですよね。

シングルオリジンのコーヒーで、世界に一つだけの最高の味わいと、生産者がコーヒー作りにかける思いも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?

photo credit: avlxyz Brazil Santo Antonio Long Black Coffee, Soy Caffe Latte – Hobba Eatery via photopin(license)