コーヒーソムリエってどんな資格?費用、勉強法もご紹介

「毎日コーヒーが欠かせないくらい好き!」あるいは、「ビジネスとしてコーヒーを極めていきたい」という方に、ぜひ最初に受けてほしい資格のコーヒーソムリエ。

家族や友人においしいコーヒーを淹れられる知識として活用したり、コーヒーを扱う業種へ就職する際に役立てたりと、活用方法がたくさんあります。

コーヒーソムリエ資格の詳しい内容と、おすすめ勉強法をご紹介しましょう!

コーヒーソムリエ資格とは

コーヒーの香りを比べるバリスタ

現在、コーヒーに関する国家資格というものはありません。

コーヒーソムリエ資格も、日本安全食料料理協会という団体が認定している民間資格です。

「大切な人の健康と安全の為に」をモットーとして活動している日本安全食料料理協会。

食のスペシャリストとして、さまざまな食品や料理について、必要な基礎知識や技術の習得度合いを認定しています。

なかでもコーヒーソムリエは人気の資格で、試験が2か月に1回も開催されているほどです。

コーヒー豆の種類や産地に関する知識から、おいしいコーヒーの淹れ方、焙煎、抽出方法などコーヒーをおいしく飲むための基礎知識が問われます。

知識を有していれば誰でも受験でき、申し込みはインターネットで資格試験も在宅受験、と各個人の都合に合わせて手軽に受けられるのも大きな魅力です。

コーヒーソムリエ、こんな人におすすめ!

コーヒーに関する基礎理解、スキルがあると認定するコーヒーソムリエ資格。

受験条件がないので誰でもトライできますが、特におすすめしたい人は下記です。

コーヒーが好きで、趣味として極めたいと思っている人

コーヒーソムリエ資格は、仕事としてコーヒーに携わった経験がなくとも受験できる資格です。

そのため、これまで趣味で学び得てきたコーヒー知識の実力を試したり、受験を機にスキルを高めたりして、自身のコーヒー技術の更なるレベルアップが図れます。

セミナーや料理教室など、人に教えたり説明したりする立場の人

コーヒーを人に語る機会があるならば、一定知識を有している証として資格をもっておきたいところ。

食のスペシャリストである日本安全食料料理協会の資格をもっていれば、プロとして水準を満たしていることを客観的に示すことが可能です。

説明に説得力を増すことができます。

現在または将来、カフェを経営している(したい)人

コーヒーをおいしく提供することを生業とするカフェ経営。

一杯のコーヒーでお客様に喜んでもらうには、コーヒー豆に関する知識はもちろん、コーヒーカップやラテアートなど、一杯の価値をいかに高めるかという知識も重要です。

目指せ一発合格!おすすめ勉強法

コーヒーソムリエの資格試験は、全部で20問。

その70%以上、つまり14問以上の正解で合格となります。

受験料は10,000円で、他のコーヒー資格に比べると大変お手頃。

何度でも受験可能ですが、それでも費用を無駄にすることは避けたいですよね。

一発で合格するための勉強法をご紹介します!

試験項目を把握

コーヒーソムリエ資格では、下記10項目の内容から出題されます。

勉強漏れがないように、受験前に自身の知識の範囲と照らし合わせてみてください。

  • コーヒーの歴史
  • コーヒー豆の産地
  • コーヒー豆の種類
  • 生豆の選び方
  • 豆同士の相性
  • コーヒーの淹れ方
  • 淹れ方と味の関係
  • 豆の違いによる焙煎
  • コーヒーカップの種類
  • ラテアート

基本事項を網羅した本を1冊熟読

出題範囲が広く感じられるかもしれませんが、コーヒーソムリエの資格試験では、コーヒーの基本理解が求められています。

マニアックな知識を求める必要はありません。

そのため、コーヒーに関する本を何冊も読むというよりは、コーヒー大全といったようなコーヒーの基本知識を網羅している本を1冊読みましょう。

文字だけでなく挿絵や図解のある本を選んで、知識を視覚的に得られる1冊を選んでみてください。

無理なくより実践的に習得できます。

講座受講で確実に合格する

日本安全食料料理協会の主催講座ではありませんが、コーヒーソムリエ受験に特化した講座が、諒設計アーキテクトラーニングで開講されています。

添削6回つきの通信教育で、エスプレッソマシンなどの道具がつくかつかないかで受講料が68,000円と95,000円の2パターン。

さらにこの講座では、値段があがってしまいますが、試験免除のコースもあります。

知識習得度合いや実力を試す目的よりも、学びに重点をおきたい人は、受講を検討してもいいかもしれません。

使える!コーヒーソムリエ資格

一度合格すれば、一生使えるコーヒーソムリエ資格。

合格認定証または合格認定カードに5,500円を要する以外は、定期的な更新費用もありません。

コーヒーに関する職業は、就職に必須の資格がない代わりに、自身の知識や技術を客観的に証明し、アピールすることが欠かせません。

そのような場でいつでも力を発揮してくれるのがコーヒーソムリエ資格です。

コーヒーをおいしく淹れるだけではなく、裏付けされた知識に基づくコーヒートークでお客様を楽しませたり、オリジナルコーヒーメニューの開発、安心快適なカフェ・バーなどのお店作り、あるいは専門学校講師など、活躍の場は多岐に渡ります。

手軽に挑戦できて一生ものという、コーヒー好きに非常に魅力的なコーヒーソムリエ資格。

実力試し、スキルアップ、ビジネスチャンスにも、ぜひ活用してください。

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