ワンランクアップ!自宅でできる美味しいドリップコーヒーのいれ方

2019-06-01

おうちでコーヒーをいれているけれども、なぜかカフェのような味にならないなぁと悩んでいる方。

実は、ちょっとしたポイントを気をつけるだけで、コーヒーの味が変わるんです!

この記事では、美味しいコーヒーの基本のいれ方と、気をつけるべき3つのポイントをまとめました。

もう一度コーヒーのいれ方を見直してみませんか?

再チェック!おいしいコーヒーの基本のいれ方

ドリップ中のコーヒー

まずは、ペーパードリップで美味しいコーヒーをいれる方法を再チェックしましょう。

1.豆を計量します。一杯あたり14gが目安です。

豆をひいていない場合は中挽きで準備します。

2.ペーパーフィルターをドリッパーにセットし、豆を入れます。

軽く振って粉をならし、豆を平らにします。

3.90度前後のお湯を、中心から小さな円を描くように注ぎます。

表面に泡がみえ、滑らかになったら全体にお湯が行き渡った合図。

いったん注ぐのをやめ20秒間ほど蒸らします。

だんだん表面にぽつぽつと穴があいてきます。

4.お湯をもう一度、円を描くようにして注いでいきます。

表面に泡が出てくるので、泡が広がらなくなったら注ぐのをやめ、抽出されるのを待ちます。

中心部がくぼんできたらお湯を注ぎたし、必要な分量を入れきるまでこの動作を繰り返します。

抽出終了までの時間の目安は3分です。

必要な分量が入ったら、それ以上落ちて来ないようにドリッパーをすぐに外しましょう。

雑味が入るのを避けることができます。

コーヒーの美味しさをわける!いれ方3つのポイント

基本を確認したところで、味の違いが出てくる3つのポイントを紹介します。

好みの味で抽出できない人は、まずこのポイントをチェックしましょう。

お湯の温度

コーヒーの味はお湯の温度によって変化します。

お湯の温度が高ければ高いほど味は濃くなり、低い温度だと薄くなります。

美味しいコーヒーをいれる適温は87度から93度。

温度が高いと苦みと雑味が出やすくなり、コーヒーの味を引き出すことができません。

低温だと旨味がしっかりと出て来ず、コーヒーのよさが損なわれてしまいます。

ドリップ用のケトルには温度計がついているものもあるので、いままで温度をそれほど気にしてこなかった方は、温度管理をしてみましょう。

まろやかな味わいのコーヒーをいれられるようになりますよ。

お湯の注ぎ方

ドリップするときに、お湯を適当に注いでいませんか?

実はこの注ぎ方1つで味が変わるんです。

特に注意が必要なのが、お湯を注ぐ量と高さ。

お湯を細くゆっくりと注ぐと、コーヒーにお湯が行き渡るのに時間がかかり、じわじわと抽出されます。

コーヒーは深い味わいになります。

一方で、お湯を太く注いでいくとお湯が行き渡るのが早く、一気に抽出されるのですっきりとした味わいになります。

お湯を注ぐ高さによっても、味の変化を付けることができます。

高いところから注ぐと、勢いがつくので一気に抽出されすっきりとした味わい。

低いところだと逆に、じっくりとコーヒーが抽出されるので深い味わいになります。

また、お湯を注ぐときにペーパーにかけてはいけません。

雑味が出てきてしまうので、できるだけ中心で小さく円をかき、ペーパーがぬれないようにしましょう。

焙煎具合による変化のつけ方

コーヒーの焙煎具合でもいれ方が変わってきます。

特に注意するべきなのは浅煎りの場合。

浅煎りだと炭酸ガスがあまりでないので豆があまり膨らみません。

すると豆にお湯の通り道ができにくいので、抽出に時間がかかり雑味が出やすくなります。

対策としては、ドリッパーの穴が大きめのものを使用したり、豆をいつもより少し粗めに挽くと美味しく淹れられますよ。

また、できるだけ短時間で抽出するのも美味しく淹れるコツです。

器具にこだわらない場合は、フレンチプレスで入れると雑味が少なめでしっかり旨味が抽出できるのでおすすめです。

逆に深煎りのコーヒーを淹れる場合は、ゆっくりと抽出すると旨味が出てきます。

お湯の温度を少し低めの85度くらいにするとコーヒー豆の甘みが抽出されて、美味しく出来上がります。

豆の量をいつもより少し多めにいれて、最初の蒸らしを長めにすると香りだかく仕上がりますよ。

じっくりと淹れるのがポイントです。

コーヒーのいれ方を見直してもっと美味しく飲もう!

この記事ではコーヒーの美味しいいれ方を紹介しました。

少し抽出方法を変えるだけで味がかわってくるのがコーヒーの奥深さ。

その日の気候などにも味が左右される、とても繊細な飲み物です。

今回紹介したいれ方のコツを参考に、もっと美味しいコーヒーをいれてステキなおうちカフェを楽しんでくださいね。

photo credit: John Beans white ceramic mug – Credit to https://myfriendscoffee.com/ via photopin(license)