より環境にやさしい仕組みへ。タリーズコーヒーがエコなストローを導入。

タリーズコーヒージャパン株式会社は、タリーズコーヒー全店において、従来のプラスチックストローからバイオマスプラスチックを配合したストローを使用します。

コーヒー専門店ならではの環境を配慮した仕組みの導入を通して、プラスチックの問題やCO2削減にも一歩すすみます。

コーヒー専門店から、どれくらいのプラスチックのストローが捨てられているのでしょう。

それは、1日5億本のストローが廃棄されているそうです。プラスチックのストローのような使い捨てのプラスチックの問題は、環境、特に海洋の生態系に大きな悪影響を及ぼしています。

そのため、近年、世界的なコーヒーメーカーであるスターバックスは2020年までプラスチックストローの提供をやめると発表しました。

このような対策の契機となるのは、年間10億本のストローがスターバックスから排出されているからです。この他にも、マクドナルドでも段階的にプラスチックのストローの使用を中止すると発表しました。

プラスチックの使用削減に対して世界的な動きに影響を受け、タリーズコーヒーでも新しい対策を発表しました。

バイオマスプラスチックを配合したストローの使用に全店において切り替えることです。

バイオマスプラスチックとは?

原料としてトウモロコシやサトウキビのような植物などの再生可能な有機資源を使用したものであり、ゴミになっても自然環境によって分解されるだけではなく、従来のプラスチックを燃素する際に発生する二酸化炭素やダイオキシンなどが発生しない、エコな素材となっています。

タリーズコーヒーでは、この素材を25%配合したストローに切り替えることによって、コーヒー専門店が抱える環境問題の対策に一歩進むようになりました。

長さを約3cm短く調整!

今まで使用していたストローの長さより3cmが短くなりました。

これは、プラスチック使用を意識したものであり、短くすることでその使用量を減らすことを努力していると言えるでしょう。

導入時期

ひとまず、7月から関東の一部店舗で試験導入を行ってから、10月よりタリーズコーヒー全店に導入する見込みです。


このような取り組みを通し、より多くの人々やコーヒー専門店、レストランなどに、従来のプラスチックストローの使用に対する意識を高め、環境により優しい仕組みを導入するきっかけになって欲しいです。