おうちでプロの味!ペーパードリップでおいしいコーヒーを入れる方法

2019-04-07

おうちでもおいしいコーヒーを淹れたいけれども、どうしたらいいかわからない。そんな方のために、ペーパードリップでおいしいコーヒーをいれる方法や、器具の特徴を紹介します。この記事を読んだら、家でもカフェライフが楽しめますよ。

プロ直伝!ペーパードリップのコーヒーの淹れ方

まずはペーパードリップを使って自分でおいしいコーヒーを淹れる方法を知りましょう。

おいしくいれるために必要な道具は

  • ドリッパー
  • サーバー
  • ペーパーフィルター
  • ケトル
  • 計量スプーン
  • コーヒーカップ

をそろえておきましょう。

ペーパードリップでコーヒーを淹れる手順は以下の通りです。

1.サーバー、ドリッパー、コーヒーカップをあたためる。

淹れている途中でコーヒーが冷めないように、器具にお湯を通しておきます。
サーバーの上にドリッパーを重ねて、上からお湯を注ぎましょう。

同時にコーヒーカップにもお湯を注いでおき、すべての器具を事前にあたためるのがおいしくコーヒーを飲むコツです。

2.フィルターをドリッパーにセットする

ペーパーフィルターをドリッパーにはめます。

フィルターのくっついている部分を折り曲げてセットすることでドリッパーにぴったりと密着させることができますよ。

3.コーヒーをドリッパーにいれる

コーヒーをはかり、ドリッパーにいれます。コーヒー1杯をいれる場合は120ccのお湯に10gのコーヒー粉を入れましょう。

コーヒーを入れたら、粉が平らになるようにドリッパーを軽く振ってならすのがコツです。

4.タイマーをセットし、コーヒーにお湯を注いで膨らませる

タイマーを3分にセットします。タイマーをスタートしたらドリッパーに90℃のお湯を注ぎます。

このときは、ドリッパーの中心から円を描くように少量のお湯をかけていきましょう。だんだん表面に泡がみえ、滑らかにみえたらしっかりとお湯が浸透した合図です。

この工程では出来るだけ少量のお湯をコーヒーにしみ込ませ、コーヒーが膨らんでくるように注いでいくとおいしくいれることが出来ます。

5.コーヒーを蒸らす

コーヒーが膨らんできたら、20秒ほど蒸らしましょう。

だんだんと泡が消え、コーヒーにぽつぽつと穴があいてきます。

6.お湯を再度注ぐ

お湯をもう一度、円を描くようにして注いでいきます。表面に泡が出てくるので、泡が広がらなくなったら注ぐのをやめ、抽出されるのを待ちます。

中心部がくぼんできたらお湯を注ぎたし、必要な分量を入れきるまでこの動作を繰り返します。
最初にセットしたタイマーを見ながら、3分程度で抽出が終わるように注ぐ速度を調整しましょう。

7.サーバーからコーヒーカップにコーヒーを注ぐ

必要な分量の抽出が終わったら、サーバーからコーヒーカップに出来上がったコーヒーを注ぎましょう。

ペーパードリップ用のコーヒー器具をもっと知ろう!

ドリップコーヒー

おいしいドリップコーヒーの入れ方を知ったところで、器具についても知っていきましょう。メジャーなペーパードリップ用のドリッパーは下記の4つです。

  • カリタ
  • メリタ
  • コーノ
  • ハリオ

それぞれの違いを見ていきましょう。

ペーパードリップ用のドリッパー カリタとメリタの違い

カリタとメリタは特にメジャーな2大ブランドです。

メリタはドリッパーに穴が1つ、カリタは3つの穴があいています。

メリタはドリッパーの穴が1つだけのため、抽出する時間がぶれにくく初心者でも一定した味でコーヒーを淹れることが出来ます。

実は、メリタならばお湯を注ぐ工程で複数回にわけて注ぐ必要がないので、朝時間がないときにも使いやすいのが特徴です。

一方、カリタは複数回にわけて丁寧にお湯を注がなければいけませんが、淹れ方によって味が変わるので、こだわる人向けのブランドです。

メリタの方がお湯に触れている時間は長くなるので、濃いめの味に抽出され多少雑味も多くなります。

淹れたいコーヒーの味のイメージがある人にはカリタをおすすめします。

ペーパードリップ用のドリッパー コーノとハリオの違い

カリタとメリタのドリッパーは台形なのに対して、コーノとハリオは円錐型なのが特徴です。

ドリッパーの下にお湯が長時間滞留することがないため、どちらかというとすっきりとした味わいに仕上がります。

この2つのブランドは使う場合は、お湯を注ぐときに点滴のようにぽたぽたと水を垂らしていきます。

蒸らす工程は必要なくお湯を垂らし続け、サーバーにお湯が落ちてきたら少しずつスピードを上げていきましょう。

必要な分のコーヒーが抽出できたら、ドリッパーにお湯が残っていてもそのドリッパーを外すことで雑味のないコーヒーを味わえます。

ハリオ式は上部からリブが伸びており、ドリッパー全体で濾過します。そのため、豆そのものの味をより、楽しめるのが特徴です。

一方コーノ式はリブが下部にだけあるため、アクがたまりにくく全体的にすっきりした味わいになるのが特徴です。

ペーパードリップのコーヒーメーカーのコストは?

ペーパードリップのコーヒーを飲みたいけれど、時間がかかるのはめんどくさい方は、コーヒーメーカーを購入してはいかがでしょうか?

水をいれるだけでコーヒーを抽出してくれるコーヒーメーカーは、朝の忙しい時間にコーヒーを飲むのに大活躍。

1人分だけを抽出するサイズならば、カリタ、メリタの本格的なものでも5000円以下で買うことが出来ます。

カフェでコーヒーを買うことを考えたらすぐに元が取れるので、毎朝コーヒーを飲んでいる方にはぜひおすすめします。

photo credit: jkwoo here comes the hot water! via photopin(license)