ブランデーコーヒーとは?どんな味がするの?

2019-05-20

ブランデーコーヒーは、ブランデーの果実を蒸留した甘さと風味香るコーヒーになります。

使用するブランデーは、麦を原料としたウイスキーとは異なり果実を使用しているため、苦味が苦手な女性でも比較的飲みやすいのが特徴です。

ブランデーに使用しているのは、果実を蒸留し作られたお酒の為、使用する果実によってその味は大きく変わります。

最も多いぶどうを使用したブランデーの場合はぶどうの甘さが残る風味になり、りんごブランデーの場合はさっぱりとした酸味が特徴的になります。

一見、コーヒーとブランデーの味の相性が良くないと思われがちですが、コーヒーの渋みや風味がブランデーの甘さや原料に使われている果物の味を相乗効果であげる効果があるため、多くのレシピが存在します。

使用するコーヒーの種類や他に加える材料、作り方によって多くの飲み方があるのがブランデーの魅力です。

ブランデーコーヒーの作り方

ブランデー

ブランデーコーヒーには、多くの種類があります。

まずは、コーヒーと角砂糖とブランデーを使用したレシピで有名な『カフェ・ロワイヤル』豪快な『リューデスハイマー・カフェ』を紹介します。

使用するもの:角砂糖、ライター(マッチ不可)・ブランデー、スプーン(カフェ・ロワイヤルの場合はブランデースプーン)、ホットコーヒー(適量)

カフェ・ロワイヤルの作り方

1.      ホットコーヒーを作る(ブラックコーヒーがおすすめ)

2.      スプーンに角砂糖を載せブランデーを軽く浸す

3.      ライターで火をつけて、青白い火がついたことを確認

4.      火が消える前にコーヒーの中に入れる

かのナポレオンが愛したコーヒーで、角砂糖一個に火をつけるためブランデースプーンがおすすめ

リューデスハイマー・カフェの作り方

1.      空のコップに角砂糖数個を入れる

2.      ブランデーを角砂糖に浸す

3.      火をつけて青白い火が消える前に作ったコーヒーを入れる

初心者の人でも作りやすいブランデーコーヒーです。

カップの中でブランデーを入れた角砂糖に火をつけるため、安全なのも魅力的なレシピです。

次にブランデーとコーヒーを直接混ぜて作るブランデーコーヒーのレシピを紹介します。

先程の様に火でアルコールを飛ばさないで作るレシピのためアルコールが弱い方は注意が必要です。

ブランデーコーヒーの作り方

 材料:ホットコーヒー(適量)・ブランデー・砂糖・ホイップクリーム

1.      ホットコーヒーにブランデーを入れます(ブラックコーヒーの濃い目がおすすめ)

2.      砂糖を入れてよく溶かします

3.      ホイップクリームを乗せる

ブランデーのコーヒー割りという飲み方です。

ブランデーの度数が高くて飲みにくい人でもコーヒーを同時に飲むことで悪酔いを防ぐことができます。

カフェアレキサンダーの作り方

材料:コーヒー カカオリキュール ブランデー 生クリーム(お好み)

1. カカオリキュールとブランデーをコップに入れてしっかり混ぜます

2. 作ったコーヒーを注ぎます

3. お好みで生クリームを乗せれば完成

コーヒーを入れたあとにブランデーとカカオリキュールを入れるレシピもありますが、ホットコーヒーを入れる場合は先に混ぜたほうが風味を落ちずに混ぜることができます。

アイスコーヒーでも美味しくいただけますが、リキュールを使用しており、飲みやすいため飲み過ぎには注意が必要です。

ブランデーコーヒーはどこで飲める?

直接お店にメニューとして置いているかどうか、聞くことができれば良いのですがそこまでしなくても、置いている店を気軽に調べることができます。

まずは置いている店の傾向だと、昼はカフェ、夜はバーを経営しているお店に行くのがおすすめです。

カフェに行けば飲めると思われがちですが、お店によってはアルコールを取り扱っていない店もあります。

気になるお店があったら、夜のメニューを見せてもらいアルコールメニューが置いてあれば、メニューとしてある可能性が高いです。

ネットで調べる場合は夜の飲食メニューにアルコールがメニューにあり、コーヒーにこだわったお店だと置いている確率が高いです。

また、コーヒーを使ったデザートとアルコールを出しているなら、ブランデーコーヒーをお店で楽しむことができます。

ブランデーコーヒーは未成年でも飲めるの?

ブランデーコーヒーは未成年の場合、残念ながら飲むことができません。

その理由は、ブランデーはアルコール飲料であり、コーヒーで薄めたとしてもアルコールが入っている為、原則飲むことはできないためです。

また、ブランデーに浸した角砂糖を火で燃やすカフェ・ロワイヤルやリューデスハイマー・カフェでも、砂糖が完全に溶けた状態になるまではアルコールが残っています。

完全に溶けた状態の砂糖は、焦げる直前の状態です。

砂糖の形状が残っている段階で2種類ともコーヒーに入れるためアルコールは残っているため未成年はやはり飲むことができないのです。

ブランデーコーヒーの味付け自体が飲みやすく、美味しいものが多いため飲むことを進めるのはおすすめできません。

photo credit: wuestenigel Cognac via photopin(license)