コーヒーの資格まとめ!初心者・趣味からプロレベルまで

コーヒーが好き!または、コーヒーの知識を持ちたい!深めたい!という方、コーヒーに関する資格がたくさんあることをご存知ですか?

初心者向け・趣味レベルの資格から、取得困難だけれど世界で通じるプロレベル、あるいはあの有名なコーヒーチェーンの資格まで、様々の種類があります。

現在、いずれも民間認定ですが、実力試しやスキルアップ、自己PRに生かせること間違いなし!

コーヒーに関する資格を一挙ご紹介します。

まずは手軽に、コーヒー知識の実力試し!

たくさんあるコーヒー資格。

通信教育や講習とセットのものが多いですが、まず実力を試したい方や、手元のコーヒー資料で手軽に勉強したい方向けに、試験のみの資格があります。

コーヒーソムリエ

日本安全食料料理協会認定の資格。

コーヒーの産地、生豆の選び方、カップの種類など、コーヒーやコーヒーを楽しむための基本理解が求められており、コーヒー知識のレベルを測ったり証明したりすることに使えます。

受験条件はなく、10,000円で誰でも挑戦可能。

申し込みはもちろん、受験もインターネットでできるハードルの低さも魅力です。

初心者にも優しい!在宅で学べるコーヒー資格3選

オンライン教材や通信教育を通じて、誰でもコーヒーの基礎から学べる資格がこちら。

充実した教材で、コーヒー知識を深めていくことができるものばかりです。

コーヒースペシャリスト

forme(フォーミー)というオンラインサービスが認定している資格。

コーヒーはもちろん、コーヒーに合うスイーツやフードのレシピ、カフェ開業に向けたノウハウまで学べるので、趣味だけでなく、カフェの勉強を始めたい方にもおススメです!

ボリュームある内容ながら、教材費込みで38,000円とお財布にやさしい値段設定。(道具や豆は含まれないので、必要に応じて用意する必要はあります。)

さらに、スマホ完結できるのがウリで、動画や練習問題など豊富なオンライン教材をいつでもどこでも勉強できちゃいます。

コーヒーコーディネーター

日本創芸学院主催の資格。

ミルやドリッパー、豆など、コーヒーを淹れるために必要な道具がついてくるので、実践的に技術習得できます。

産地や焙煎、抽出方法の違いによりコーヒーの香り・味わいがどう変わるのかを体感して学べるので、新たなコーヒーの魅力を発見し、知識の幅を広げられます。

81,324円と費用がかかりますが、修了認定のため受講料以外に受験料はありません。

カーサバリスタ

日本能力開発推進協会が認定する、バリスタとしての知識と技術の証。

同協会指定のコーヒー・紅茶両方に関する講座を修了した後に受験できる資格です。

教材としてデロンギのエスプレッソマシーンがもらえるので、ラテアートの技術も習得できる本格的な内容となっており、バリスタデビューで即実践に生かせる技術を得られます。

講座代86,000円、受験料別と割高ですが、エスプレッソマシーンやサイフォンセットなど道具一式そろえられ、紅茶の知識まで得られるのはなかなかお得です。

コーヒーのプロを目指して!上級資格3選

コーヒーの道を究めるなら、いつかは目指したい上級資格。

専門性が高く、バリスタとしての経験が求められます。

また、学習に日数が必要なので、コーヒー愛だけでなく覚悟も必要です。

コーヒーマイスター

日本スペシャルティコーヒー協会主催の、プロコーヒーマンを認定する資格。

学科で深い知識を学び、東京・関西での実習で腕を磨きます。

コーヒーをおいしく提供することを重視した講座のため、カフェなどの店員として、豊かなコーヒーライフを提案できる技量が身につきます。

費用は39,000円。3年ごとに更新手続きが必要です。

さらに16,000円でアドバンスドコーヒーマイスターにも挑戦できます。

JBAバリスタライセンス

日本バリスタ協会主催、バリスタとしての腕前を証明できる資格。

既にバリスタに従事していることが受験条件です。

レベルは1から3まで。

エスプレッソ抽出技術を主として、マシン調整技術や満足度の高い接客など総合力を高められるので、バリスタとしてのさらなるスキルアップが見込めます。

最も高いレベル3の受験料が60,000円。

別途ライセンス登録料と更新料が必要です。

コーヒーインストラクター

全日本コーヒー商工組合連合会による資格で、基礎編の3級からプロ向けの1級、さらに国内最難関とも言われる鑑定士の資格を受験できます。

鑑定士では、コーヒーの原料調達から始まり、製造や品質管理、鑑定技術など、コーヒー提供にとどまらない高い専門性を磨くことに。

コーヒー専門家として普及・振興を担える人材だという証明になります。

費用は、最も高い鑑定士が50,000円。

鑑定士受験前に、2級・1級の合格が必須です。

世界に通じるコーヒー資格

海外でも通用する資格が欲しい、いずれ世界で働いてみたい、そんな方向けに、国際団体主催の資格があります!

Qグレーダー

米国スペシャルティコーヒー協会(SCAA)が定める技能者資格。

連続6日間の研修・試験を経て得られるこの称号は、コーヒー品質協会(CQI)が求めるレベルでコーヒーの品質を評価できるという証明になります。

Qグレーダーがスペシャルティと評価した豆は、高品質保証のQグレードとして販売可能です。

受講料が300,000円で更新もありと費用はかかりますが、ブランド豆に偽物が横行している昨今、海外でも一目置かれています。

コーヒースキルスプログラム(CSP)

スペシャルティコーヒー協会(SCA)主催の世界的な資格制度。

導入講座と焙煎、抽出などの専門分野、合計6単位3レベルで構成されており、修了後に学位が授与されます。

バリスタとして海外就職を目指す際、履歴書にも書ける国際資格です。

ただ、現在日本では3単位のみの開講のため、残りの単位は海外で取得せねばなりません。

コーヒー留学に興味のある人は、挑戦されてみては?

番外編:スタバ好きにはたまらない!スタバ公認のコーヒー資格

世界的コーヒーチェーンのスターバックスコーヒーも実は、セミナーを開催し、資格認定しています。

カスタマーコーヒーマスター

スターバックスコーヒー主催のセミナー4つを修了するともらえる認定。

「コーヒーをもっと楽しく」をコンセプトに、コーヒーの知識を学ぶことはもちろん、スタバのコーヒー飲み比べや、グリーンエプロンを着てバリスタ体験ができちゃいます。加えて修了時には、認定証にコーヒーパスポートカバーまでもらえるお得な資格。

講座は全国の店舗で不定期開催され、2時間3000円でお土産つきです!

スタバ好きの方は是非、ホームページで開催日をチェックされてくださいね。

豊かなコーヒーライフに資格を活用☆

いずれの資格もコーヒー業界必須の資格ではありません。

しかし自己流学習は、知識が偏ってしまったり誤った技術で覚えてしまう心配が!

せっかく学ぶのであれば、コーヒー知識を体系的に理解して、正しい技術を身につけたいですよね。

加えて、自信にも自己PRにもつながる資格取得。

あなたのコーヒー学習、コーヒーライフに、楽しく上手に活用されてはいかがでしょうか

photo credit: Penn State Beaver SP19commencement-7292.jpg via photopin(license)